2010年10月31日日曜日

不明さなぎ


シラホシコヤガの緑色の苔を纏った蛹はお馴染みだ。

今日見つけたのは赤っぽい色だ。
エノキの木にいたのだが同じ種類だろうか。
形はシラホシコヤガに良く似ている。

トビナナフシ


こんな寒い日に見つかるのはトビナナフシかカマキリだ。
緑色のものはオシッコだろうか。

アオマツムシのメス


アチコチの幹でアオマツムシのメスを見つけるようになった。
いずれも産卵管が見えるのでメスで産卵の為に樹上から降りてくるのだろうか。

産卵シーンを探しているのだが今のところ見つからない。

アオゲラ


遠くにアオゲラを見つけた。
慌てて撮ったらピントを外した。

不明幼虫


午後になって少し薄日がさした。
何か未知の虫、鳥に逢えるかもれない・・・。

そう思って裏山に入ったがまた小雨が降って来た。
5cm以上の立派な幼虫がいたが名前に辿り着けない。

大きなエダシャクの仲間だと思う。
サクラの小枝に擬態しているようだ。

2010年10月30日土曜日

台風のアジア名

虫にはお天気が一番。


台風の情報を読んでいるとタイトルが「台風14号-チャバ」とある。
チャバとはタイ語でハイビスカスの意だという。

気象庁の「台風の番号と名前」には
台風には従来,米国が英語名(人名)を付けていましたが,北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本ほか14カ国等が加盟)は,平成12年(2000年)から,北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)をつけることになりました・・・
・・・以後,発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて・・・。
とある。

タイでは花の名前だが、日本では星座の名前(例テンビン)を提案しているようだ。

2010年10月29日金曜日

オオゴミムシ??


緑道を歩いているとチョロチョロ出てきた。
食べ物を探しているようだった。

ツヤアオカメムシ


光にも集まるが今日は暗い林の中にいた。
幼虫はスギ、ヒノキの球果を餌とし、集合フェロモンを出して群れる性質があるという。

ずんぐりして艶がある。

何のヤゴ?


公園に通りかかると子供たちが用水路で何かを採っている。
見せてもらうと立派なヤゴだった。
来年羽化するのだろう。

ホソヒラタアブ


虫がいなくなると小さくても貴重だ。

ハラビロカミキリ


ハラビロカミキリが線路脇の杭にいた。
写真を撮っていると踏切の警報が鳴り出した。

急いでテレコンを外して少しでも広角に設定して電車を待った。

ビジョオニグモ


ワキグロサツマノミダマシのオスだなと思って撮った。
帰ってからモニターで見ると様子が違う。

もっとしっかり撮っておけば良かったと後悔してもあとの祭り。
早速調べるとビジョオニグモだという。
初めてのクモだ。

カンムリを被って口をへの字にし、万歳をしているように見える。
そんなに数は多くないらしい。

もっとはっきりした画像はこちらを見て欲しい。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-kumo_oni_bijo.htm
樹間に網を張り、その網の中央から引かれた呼び糸の先にある葉を糸で丸めて隠れ家を造り、獲物が網に引っ掛かるのを待つ。・・・と書かれているが特に隠れているようではなかった。

2010年10月28日木曜日

同い年 (おないどし)


北海道の話もいよいよ無くなった。


昭和新山のことを調べていくと火山活動が始まったのは昭和18年ということで私と同い年なことがわかった。なんだか急に親近感が湧いてくるから変なものだ。
私有地にも拘わらず特別天然記念物に指定されたとある。


ウイキペディアより
昭和新山は、1943年12月から1945年9月までの2年間に17回の活発な火山活動を見せた溶岩ドームである。当時は太平洋戦争中であったこともあり、世間の動揺を抑えるために噴火の事実は伏せられ、公的な観測すら行うことができなかった。地元の郵便局長、三松正夫は、その成長の詳細な観察記録を作製した。これは後年、ミマツダイヤグラムと名付けられ、貴重な資料となった。また、三松は世界的にも貴重な火山の徹底的な保護と、家と農場を失った住民の生活の支援のために、民家から山になってしまった土地の買い取りを行った。このため昭和新山は三松家の私有地であり、ニュージーランドのホワイト島等と同じく、世界でも珍しい私有地内にある火山である。1957年には特別天然記念物に指定された。

一眼レフの寿命?

吸蜜中のヤマトシジミ


私が使っている一眼レフの後継機が明日、発売されるという。
サプライズはないが、色々と進化しているようで前評判がいいようだ。

口コミなどの記事を読んでいると自分のカメラが何回シャッターを切ったのか自分で確かるられると書いてある。
ヘェーそんなことが判るんだと感心、それではと早速試してみた。

なんと146,000回あまりと表示された。
前のカメラは買って直ぐに盗難に遭い、止む無く今のを買ったのが忘れもしない2009年2月だった。
未だ1年と8ヶ月しか経っていない。

平均すると一日240枚、雨の日も風の日も撮ったことになる。
よくもまぁ撮ったものだ。


一眼レフのシャッター耐用回数は15万回ぐらいらしいから、ほぼ寿命が近づいていることになる。
15万円として一枚1円というところかな。

15万円ぐらいに落ち着いたらまた考えることにしよう。

ダイミョウセセリの日光浴


ダイミョウセセリが平地でも見られるのは関東地域の一部だけだという。
我々には普通種だが他所ではそうは簡単には見られないのかもしれない。

関東で見られるのは後翅に白い斑紋がないが、関西のものでは白い紋が入るという。
今年は幼虫がヤマイモの葉に巣をつくっているところを何度も観察したが、終令幼虫になると落ち葉の中で越冬するという。

日向ぼっこをするイチモンジセセリ

ショウリョウバッタモドキ


雨の日は過去の写真を見直す良いチャンスだ。

カゼクサに取り付いていたのはショウリョウバッタモドキだ。
ショウリョウバッタは後肢を伸ばして止まるがモドキは肢を閉じて止まる、
跳躍力は弱い、反面、飛翔力に優れ、また細長い体を生かしてイネ科植物に擬態しているとある。

メドーセージにきた クマバチ

ツチイナゴ


成虫で冬越しをする。
けっこう毛深い。

アキアカネ


昨日、撮ったもの。

2010年10月27日水曜日

ハナミズキの実


ハナミズキの実が真っ赤に熟してきた。
メジロが盛んに通ってくる。
ヒヨドリも食べるようだ。

ヒカゲチョウ


このチョウも久しぶりに見た。
そろそろ樹液酒場も枯れ果てたようだ。

ヤマトシジミとノコンギク

陽だまりのアカタテハ


朝のうちは風が強く気温も低かった。
午後1時頃になるとあったかくなった。
虫たちにとって、この季節は陽だまりが何よりのご馳走なんだろう。

ムラサキシジミ


最近、見なかったような・・・
元気に飛んでいた。

ヒメツルソバに来たキンケハラナガツチバチ


ヒメツルソバはヒマラヤ原産でロックガーデン用に導入されたという。
雑草のように丈夫で寒さにも強いようだ。
丁度、キンケハラナガツチバチが来ていた。

ホシホウジャク静止


枯葉、枯葉と移動して行く。
吸蜜よりも温かい日差しを求めているようだ。



2010年10月26日火曜日

最も高貴な芸者



学名はGeisha distinctissimaだという。
訳すと最も高貴な芸者となるらしい。
裾の赤と、白粉(おしろい)の白を連想するのだろうか。



切り倒されたクワの木


よく、キボシカミキリを見つけるヤマグワの木が切り倒されていた。
キボシカミキリが食い荒らしてて危険になったのだろう。

あれまぁ、これからは寂しくなるなぁとふと見るとキボシカミキリがいた。
住む家を失ったのだろう。

大丈夫、飛べるから もっと立派なクワの木を探すだろう。

チュウレンジハバチ幼虫


脇の遊歩道のノイバラの葉がすっかり坊主になっていた。
見覚えのある幼虫がいる。
ツツジの葉でよく見るチュウレンジハバチの幼虫だ。

バラの葉もよく食べられて園芸家は苦労するらしい。