2010年7月29日木曜日

セミヤドリガの謎



雨だったが強引に出かけた。
家にいると なんだか体が鈍りそうだ。
雨は大したことがなかったが蚊の攻撃には辟易した。
10箇所は刺されただろうか。
これからはキンカンは必携だ

セミヤドリガに寄生されたヒグラシがいた。
よく見ると4匹もついている。

セミの成虫は2週間ほどしか生きないので体液を吸われてもそれが原因で死ぬことはないらしい。
しかし衰弱することは間違いないだろう。
セミヤドリガの幼虫も2週間の間に繭に成らなければ致命的になるから忙しいだろう。

この蛾のことは明治には解っていたらしいが、未だにどんなプロセスでセミの体に取り付くかははっきり解明されていないという。

一説には樹に付いている卵がセミのとまる音、羽ばたく音に刺激されて孵化しセミに取り付くというもの。それもメスにだけ寄生するという。
しかしそんなに上手く素早い動きができるのだろうか。

もし真実を解明すれば昆虫史に残るだろう。

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